アルファードが盗まれてしまう可能性は高いです
なぜアルファードの盗難が上昇傾向にあるのか?
そもそも車を盗むような犯罪者はどのような人間なのか?これは圧倒的に外国籍の人間の犯行が多いです。そして大抵はその道のプロ集団の犯行です。
そのような犯罪者が車を盗む意味は、別に自分たちがその車を乗り回したいという事ではなく、とにかくお金になる車を狙って常日頃犯行に及びます。
アルファードの海外需要が高いのは皆さんもご存知でしょうが、盗んだ車でも海外へ運べるルートが存在してしまうのも事実です。
アルファードの海外需要が高く、リセール価格が上昇するのは喜ばしい事ですが、需要が高すぎるとこのようなデメリットも出てきてしまうのですね。
ちなみにアルファードの盗難台数は2018年の91件から2019年には261件に。
年々件数は減る傾向が無いので、やはり30型のアルファードから狙われ続けているという事です。
盗まれる側にも問題がある?
これは極端ですが、もちろん悪いのは犯罪を犯す窃盗団などです。
ですが、事実日本では車両の盗難に対して、どこか他人事のような考えが蔓延してる部分もあります。
確かにアルファードが車ごと盗まれたとして、盗難補償対象の車両保険に入っておけばトータルとしてあまり損にはならないかもしれません。
ですが、その後の1ヶ月以上の調査、等級ダウン、保険料着金までの期間、次の車までの納期…時間も神経も使う羽目になります。
「車両保険に入ってるし、最悪盗まれてもまあ大丈夫だろう」
この油断からセキュリティが疎かになり、盗難されるケースが多いのです。
今後も盗難率が高い車種としてアルファードの車両保険料も安くはないでしょうが、車両保険はもちろん入っておくのが前提として、プラスαでしっかりとして盗難対策は必須なのです。
ではアルファードの盗難対策は何をどうすべき?
基本的に30型のアルファードにはイモビライザー、スマートキーシステムは搭載してるので最低限のセキュリティはあります。
ですが、これらの標準装備の盗難防止はプロの窃盗団相手だと簡単に解除してしまうのが実情。
ニュースでも度々見かけるリレーアタックなる技術でロック解除からエンジン始動までできてしまう恐ろしい手口です。
防ぐにはリレーアタック防止用のグッズもあるので、できれば抑えてほしいところです。
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あとは普段駐車してる環境による部分が大きいのですが、車庫内では無く屋外であればどうしても盗難の可能性はありえます。
ハンドルロックやタイヤロックをしててもレッカーで運ばれたり…
ですが、出来る限りの対策をする事で、短時間で盗むことができないと判断させ、諦めさせる事ができる部分もあります。
悪いのは間違いなく犯罪者ですが、やはり盗難対策は今後も切っても切り離せないところなのです。
最近身近で聞いたアルファードオーナーの話ですが、自宅駐車場でリレーアタックをされ盗まれそうになった場面に犯人と鉢合わせになってしまったそうなんです。
すぐに犯人は逃げたそうですが、実は盗まれそうになったのはそれが2回目だったそうで、そういう事が怖くなりアルファードを売却してしまったそうです。
盗まれなかったとはいえ、精神的にもショックは大きかったようですが、まあ確かにリセールバリューの高い30型アルファードをこの際今のうちに売ってしまう…
意外と賢い選択だったのかもしれません。
その後は盗難率の低い車種に乗り換えてました。
ちなみに輸出相場を考えて高くアルファードを売るならENGは評判が良いです。