2022年末のフルモデルチェンジがアルファードの買い取り価格を下げる?
断言できるのはモデルチェンジ前に売却する方が得
まず巷では現状中古車価格の相場は上がる一方という事。その最大の理由は半導体不足により新車の製造が追いつかないからです。
恐らくそれは次期型アルファードの製造にも大きく影響してくるのはまず間違いなく、ただでさえ30型のアルファードやヴェルファイアの納期に悩まされたユーザーは、あれ以上の納期を恐らく待つことになるでしょう。
ほとんどのグレードで半年近くの納期がかかり、エグゼクティブラウンジなどの上級グレードに関しては1年近く納期が発生するというような状態で、待ってる間にマイナーチェンジが行われたりと、契約したはいいが納車までの期間楽しみ半分、ストレス半分といった様子でもあります。
基本的にはどの車もモデルチェンジが行われると、型落ちとなったモデルの相場は下がる傾向が一般的です。なのでモデルチェンジ前に売却する方が絶対的に高く売れるのは当たり前です。
ですが問題は、30型アルファードは思ってるよりも早く相場が下がり始めるかもしれないという恐ろしい自体…
30型のアルファードが想定よりも早く相場下落する可能性
なぜ30型のアルファードに限って想定よりも早く相場の下落が予想されるのか?
その理由は人気すぎたからです。
「え?人気すぎるなら逆に相場が落ちないでしょ。」
確かに人気の車種であれば需要に伴って相場は保たれます。ですが、30型の場合はあまりの人気で販売数が多くなりすぎたのです。
ひとたび外に出れば30型のアルファードを見ない日って無いのではないでしょうか?
大衆車と言っても、下位グレードでも400万近くの高級車です。そんなアルファードは空前の大ヒットで最早、供給過多の状態なんです。
リセールが良いからとりあえずアルファードでしょ。という時代は実は終わりつつあります。
まだ現状は中古車全体の相場上昇傾向の流れもあるので、ここが押し目…とも言えます。
売れすぎたが故のリセール価格の下落は業界内では既に広まっており、いかにそれを隠しつつ最後の1年の30型の販売を進めていくかという段階です。
2022年は30系ユーザーにとって嫌な年
日本人の自家用車への考えは海外とはやや違います。
日本人は車への所有欲が高く、そして現行車に拘りと優越感を持つ方が海外に比べ非常に多いというデータがあります。
でも普通に考えて、高いお金を払ってこれまで現行型として乗っていたマイカーが、フルモデルチェンジが発売された瞬間に型落ちとなり、街には徐々に現行型のアルファードが見え始める…。
少なくとも嬉しい気持ちは無いですよね。
私自身も新しいもの好きという性格上、現行型の発売は確実に乗り換えの次期でした。
ただ昨今の購入方法は昔と違って単純なローンではなく、残価設定型などでの購入も多いので、その辺の条件も含めて乗り換えは検討されるべきではあります。
いずれにしても現在の自分のアルファードがどのくらいの価値かは確認しておいた方がいいでしょう。
別にこういった一括査定のサイトで査定額を確認するだけでも問題はありません。必ず売る必要はありませんし、あくまでも現在の価値の確認をしておけば一つの指標として重要なものになります。